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水の四方山話-第1話(水の硬度について)

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水の硬度について

水中に存在するカルシウムイオンおよびマグネシウムイオンの合計量を、これに対応する炭酸カルシウム CaCO3 mg/Lに換算して表したもの。かつては、石鹸の泡立ちを阻害する能力を尺度に測定された。

このように書いても分かり難いですね。硬度は、ミネラルの主要成分で、水の味においても重要な役割を果たしています。

WHOの基準では、硬水は硬度120 ㎎/L以上、軟水は120 mg/L以下となっています。

日本の水道水は概ね軟水です。

一般に、硬水は硬くてしつこい味、軟水は淡泊でコクのない味とされます。美味しい水のそれは 50㎎/L程度と言われています。

ちなみに、煮沸するとなくなる硬度があり一時硬度といいます。煮沸してもなくならない硬度は永久硬度といいます。