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環境問題の四方山話-第2話(化学物質について)

プランクトン分析 底生生物分析 水質浄化装置 環境コンサルタント

化学物質について(つづき)

化学物質によって我々の生活は豊かで快適になりましたが、一方で化学物質には非常に有害なものもあります。また、有害性が十分把握できていない物質も多数存在します。

有害性は次式で示されます。

有害性=f(暴露 × 影響)

「暴露」:その化学物質に人なり環境生物がどれ位さらされるか。

「影響」:毒性

〇暴露が「0」ならば影響性に関係なく有害性は「0」となる。

〇暴露が大ならば影響は小さくても有害性は「大」となる。

最近あまり騒がれなくなった環境ホルモン用化学物質、影響は小さくても暴露が大ならば有害性は大きなものになります。濃度が極めて低くても作用し、作用自体が何によるか特定しずらい場合、対象物質がわかり難く、その影響も分かり難くなります。単なる都市伝説的な話であってほしいと願うばかりです。