
T・コリン・キャンベルという栄養学の世界的権威者の著書
「WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学」を読んでみた。
驚くことに、我々が健康に良かれと食べる動物性たんぱく質は、発がんスイッチをONにし、
植物性タンパク質はそれをOFFにするという。
また、小学校の給食で成長のために必要とされ、普通に飲んできた牛乳のタンパク質の実に
80%を占めるカゼインは、発がん性のあるカビ毒の一種アフラトキシンをはじめ強い発がん
性を示す化学物質よりも強力な発がん性が認められるという研究結果が得られたというのだ。
このようなセンシティブな内容だけに、厳格な試験を行った結果だという。また、がん治療
をはじめ、生活習慣病の予防と治療には栄養学的アプローチが必要で、PBWF(植物由来の
自然の食べ物)は薬や外科治療よりもはるかに有効であると述べられている。
さらに、サプリメントはリダクショニズム(細分化主義)が生み出した弊害であり、単独で
使用しても有効性がないばかりか、有害な場合さえあると述べられている。
環境的側面からみても、畜産は自然を破壊し、多くの水や穀物類を餌料として与えなければ
ならず、動物虐待にも相当する。
だからといって酪農家を攻撃するつもりはないし、私も動物性たんぱく質・肉は好きで、ベジ
タリアンとしてこれから生きていこうと思ったわけではない。
あくまで問題提起として書いてみた。