マイクロプラスチックによる海洋汚染問題
最近、注目を集めているマイクロプラスチックによる海洋汚染問題ですが、ことはかなり深刻です。
マイクロプラスチックとは、5㎜以下のプラスチックゴミの総称です。その源は、包装容器や使い捨てプラスチック類、工業用あるいは一般家庭用マイクロビーズ類、フリースなどの化学繊維類を含む全てのプラスチック製品です。
海の生物が餌と間違えて食べるため、海洋生態系への影響が懸念されているわけです。また、マイクロプラスチックが有害物質を吸着し、それを食べた魚を食べることで人体にも影響がでるのではないかとも言われています。
このまま使い続けると、2050年には海の魚の量よりもマイクロプラスチックの量の方が重くなるとの予想もあります。
プラスチックは、自然界では殆ど分解が進まない化学物質です。プラスチックゴミを排出しない循環型社会の構築を、全世界規模で早急に進める必要があります。